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Column

やすゆうくんの音楽ルーツ

vol.12 ダブリンの街にて(2016.1.15)

今日は皆さんにダブリンの街を紹介したいと思います。
僕は2009年4月この街を訪ねました。
4月とはいえヨーロッパに寒気が居座りとても寒かったのを覚えています。
パリにすっかり厭気がさして昔から憧れていたアイリッシュミュージックの街へ向かいました。ダブリンはロンドンと比べると暗く陰鬱な田舎町。6時になればショッピング街はシャッターを下ろし華やかさはありません。ホームレスがシャッターの前で呑んだくれ不況の煽りが街じゅうに。
 
 
しかしこの街の人達のホスピタリティは素晴らしい。パリにホスピタリティは皆無でありました。レストラン、パブどこに行ってもみんな親切。ホテルの対応もとても親切。
ダブリンの街角という映画は御覧になりましたでしょうか。テンプルズバー地区ここで撮影された映画です。
アイリッシュミュージックをライブ演奏する店が沢山あります。ギネスを飲みながら一晩中聴ける上ライブチャージは要りません。ギター、フィドル、笛、打楽器バウロン。この街の人達は歌うことが大好きであります。毎晩ギネスを飲みながら三日間過ごさせていただきました。パリなんか行かずずっとこの街でもっと過ごしたかったな。
 
 
この街の一番の繁華街グラフトンストリートで毎年クリスマスイブの夜にストリートライブが模様されています。チャリティで集めたお金はホームレス支援につかわれるとのこと。2012年の模様がYouTubeで見つけました。最初にゲール語で歌っているのはHothouse FlowersのLiam O Maonlai、それからSinnied O'Coner続いてLisa Hanigan、Glen Hansard最後にBonoと続きます。こんなストリートライブが聴けるところは多分ダブリンの街以外ないでしょう。聴衆も警察官もみんな素敵な笑顔を見せています。
是非御覧になってみてください。
しばらく僕の好きなアイリッシュのシンガー達を紹介させて頂こうかと考えています。