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Column

やすゆうくんの音楽ルーツ

vol.11 1968年はモンタレーフェスティバルの反響からジミヘン ジャニス...(2015.12.27)

1968年はモンタレーフェスティバルの反響からジミヘン ジャニスがトップスター。オティス レディングが飛行機事故で亡くなりDock of the bayが大ヒット。Sergent pepper lonely heart club bandが歌詞を掲載した最初のアルバムとなりシングル盤よりもアルバムを聴くという方向に変化しアイアンバタフライはガダダビーダというへんてこなアルバムでBサイド一曲11分となが~い演奏をリリース。ヒットチャートは1967年の素晴らしさと比べ保守的なハーパーバレーPTAとか言うつまらない曲がヒットしたりビートルズもメンバー関係がギクシャクし始めた頃。
 
この当時やすゆう君は高校三年生、前出のジョーシー君と二年生で同じクラスで仲良くなりレコード店に一緒に行ってはあれこれ自分好みのアルバムをジョーシー君に買わせアルバムを聴いておりました。高校一年と二年では一学年13クラスのうち4クラスが成績優秀な進学クラスでしたが三年生の時自ら望んで普通クラスに入り本当の友人が出来るようになりなした。進学クラスの生徒達はガリ勉君達でそりが合わなかったのですが先生達から有る意味見下されていましたが本当は勉強する意義さえ教えられない教師側の問題なのです。ある時英語教師が生徒を罵倒した際やすゆう君はその先生に向ってあなたほどの英語の能力では教師の資格なんてないとクラスボイコットを宣言。これがクラスメートのハートを掴んだらしく田吾作君という友人が出来て彼の家に頻繁に立寄る事になりなした。お母さんが御飯を作ってくれてとても有難かったです。
 
いま振り返って考えて見ても英語教育はどんな先生に教わるかで決まると思っています。中学時代の先生達は本当に優秀でした。発音もネイティブ同様でしたし。高校の教師は総ていわゆるピジンイングリシュで通じる英語とは程遠く、FENで毎日自宅留学同様の英語を聴いてきた耳と英語雑誌で読み書き出来るようになっていたやすゆう君と高校教師の実力で雲泥の差だったのです。英語は論理的な言語であり定冠詞、前置詞の定理を学べば本当は簡単なのです。発音では音節が幾つか分かればアクセントの位置が判りますし、RとLは舌の先が歯茎と歯の境い目辺りにくっついていればLくっついてなければR音です。たったそれだけ。僕は英語とポルトガル語を話しますが一番英語が他の言語と違う特徴を表わすのがわたしは髪を切りましたと言う表現を見て見ましょう。
 
ポルトガル語ではEu cortei meu cabelo.
日本語と同じでいいのですが、
英語ではI have made my hair cutとなります。
 
英語ではわたしは髪を切って貰った、または切らせたと言う表現を使います。
何故ならI cut my hairなら自分自ら切ったとなりなす。だれが切る行為をしたのかが重要なファクターなのです。cutは過去分詞です。あと重要なのは日本語ウラルアルタイ語では話しの構成は外から内へと狭めるのに対し英語や他言語では中心から外へ広げていく表現であること。昔の日本人は中国語の勉強を返り点を使って語順替えて理解したのはこの所為です。英語で大切なのは基礎部分で、試験の書き取り問題のシェークスピアの時代の英語ではありません。SVOの形をしっかり出来るようになることが重要で誰でも解るほど簡単である事が重要でこ難しい単語を使うのが優秀ではないのです。
 
前置詞も考え方があり、例えばonとoffの違いは、onは触れている、offはその逆触れていない、離れているを示しています。天井のライトは接しているからon。地面から離れていく飛行機はtake off。I am off todayは今日は仕事から離れているので休日という事。ねっ簡単でしょ。
 
音楽の話しに戻りましょう。1968年シングルの曲はあまりいいのがありませんが個人的にはデルフォニックスのLala means I love youで始まりローラニーロの曲を5thDimentionがカバーしてグレンキャンベルがジムウェッブをカバーそしてその年のくれザバンドがウェイトを発表。その後ロックが ビッグビジネスとなりウッドストックへと繋がっていきます。
今日は1960年代公民権運動からベトナム戦争、女性解放運動 ゲイ解放運動からプラハの春とソビエト軍進行、パリ五月革命とつながる政治と音楽の関係を辿ったドキュメンタリーを。かなり長い時間ですがとても参考になるこれまでお伝えしたかったことを綴った番組です。学生運動からニクソンウォーターゲート事件までのドキュメント。映像を見るだけでも面白いと思いますのでご覧ください。