小宮やすゆう オフィシャルサイト やすゆう君の音楽ルーツ vol.17 Bob Dylan

長門芳郎インタビュー長門芳郎インタビュー

小宮やすゆう オフィシャルサイト やすゆう君の音楽ルーツ vol.17 Bob Dylan

Column

やすゆうくんの音楽ルーツ vol.17 Bob Dylan

vol.17 Bob Dylan(2016.3.1)

Bob Dylanはつかみどころのない不思議な人だ。
最初に聴いたのはFENでベトナム戦争が泥沼化して行く1966年春頃Like a rolling stoneだったと記憶する。アル クーパーのイントロのオルガンが一発で気に入った。1曲2分か3分の時代に6分以上のシングルは前代未聞。
僕の故郷の田舎のレコード屋にもこのシングルが売っていた。発売元がコロンビアだからなせる技。ボーカルは聴いたことのないおっさんのしゃがれ声でとても酷いと思ったがオルガンとピアノとドラムのサウンドが新鮮に思えた。何度もなんども聴いて行くうち酷い声にも愛着が湧いた。
 
歌詞が書いてあったがてんでデタラメの聴き取りだったようで間違いだらけだったと思う。日本発売の歌詞はデタラメだらけだった。しばらくするとマスコミの寵児らしくDylanの記事が出回るようになった。片桐ユズル氏のちゃんとした訳詩が出るようになるまではまだ長い年月が要した。それでも僕はDylanの真価が判るようになるには何十年もかかった。ポップ音楽の言葉を根底から変えた偉大な詩人をようやく最近理解できるようにおもえる。遅すぎであります。
 
DylanがビリーザキッドのサントラのセッションのブートレッグでRock me mamaという未完の曲があり、それを何十年後に聴いた奴が歌詞を付け足しサビのみの曲にAメロを加え3年ほどまえ発表すると評判になりいろんなアーティストがカバー。Dylanと共作ということになったのはOld Medicine CrowのKetch Secor。ニューイングランドから南下してサウスカロライナのローリーまでヒッチハイクする旅の歌Wagon Wheel、歌うはHootchie and the Blowfishの黒人カントリーシンガーDarius Rucker。
Please enjoy.